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すべての方へ大分の酪農家を紹介します!!① ~中津市 宮下牧場編~
大分県の酪農について県内外のたくさんの方々に知ってもらうためのコーナーをスタートします!
第1回目となります今回は、中津市耶馬渓町の宮下牧場 宮下徹さんを紹介させていただきます。
≪宮下牧場について≫
現在牧場を経営されている徹さんは3代目です。宮下牧場は先々代である御祖父さんが戦後長野県より入植されたことから始まりました。
宮下牧場は現在、乳用牛35頭を飼育しています。肉用牛も飼育し、乳肉複合経営をされています。
作業分担については以下の通りです。
徹さん | 作業全般 |
奥様 | 一般作業・夕方のエサ給与・哺乳担当 |
徹さんのご両親 | 繁忙時手伝い |
≪徹さんの1日≫
5:30 | 作業開始 |
6:00 ~ 7:30 | 搾乳 |
7:30 ~ 8:00 | 哺乳 |
8:30 ~ 9:30 | エサ給与 |
9:30 ~ 12:30 | 一般作業 |
14:30 ~ 16:00 | エサ給与 |
16:00 ~ 16:30 | 哺乳 |
16:30 ~ 18:00 | 育成牛・和牛へのエサ給与 |
18:00 ~ 19:30 | 搾乳 |
19:30 ~ 20:00 | エサ給与 |
≪作業を見学させていただきました≫
牧場に到着すると、徹さんは朝の搾乳の真っ最中でした。
どんどん牛乳が搾られています。
子牛たちに哺乳をしています。
徹さんお気に入りのシリコン製乳首の哺乳バケツです。
寒さ対策で子牛に専用のジャケットを着せています。
手作りの哺乳バケツ置きです。作業効率向上に一役買っています。
大人の牛たちにエサをあげています。
みんな美味しそうに食べていました!
牧場の牛たちはみんな大人しく、日頃から大切に飼養されていることが伝わってきました。
≪徹さんにQ&A!≫
Q.酪農経営においてのこだわりや強み・大事にしていることはありますか?
A.牛の変化を見つけやすくするために、朝・夕の作業は出来るだけ同じ時間・同じ手順で行うことを大事にしています。こだわりは、WCS(飼料米)や粕類は地元で作られたものを使用して餌作りをしていることです。強みは乳肉複合経営をしていることだと思います。
Q.酪農をしていてよかったことは何ですか?
A.人との繋がりが増えたことです。県内の人だけでなく、共進会などを通して県外にもたくさんの繋がりが増えたことがよかったと思います。
Q.牛乳のおすすめの飲み方はありますか?
A.ブラックコーヒーに入れて飲むのがおすすめです!
Q.今後の目標やビジョンを教えてください。
A.搾乳頭数を増やして安定収入につなげたいです。また、作業効率を上げてもっと家族との時間を作っていきたいです。
Q.消費者の方々に伝えたいことはありますか?
A.安心・安全でおいしい牛乳を生産できるように日々努力をしていますので、たくさん牛乳を飲んでもらいたいです。また、今後イベントなどが開催できる状況になったら、その際にはぜひ参加してもらいたいです!
≪県酪担当者より≫
記念すべき第1回目の今回は、中津市耶馬渓町の山の上で牛を飼養されている宮下徹さんを取材させていただきました。
このコーナーを通して大分県の酪農に少しでも興味をもったり、酪農を知るきっかけになっていただけたら幸いです。
次回をお楽しみに!