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すべての方へ 19年07月09日

令和元年度前期 牛群審査・体型調査報告

 6月11日~14日の4日間にわたり、(一社)日本ホルスタイン登録協会審査員 池田 泰男氏によって令和元年前期牛群審査・体型調査が行われました。

 今回は牛群審査9戸、体型調査3戸、計12戸のご協力により184頭を審査・調査させていただきました。今回の牛群審査では87点以上が49頭、内4頭が90点、2頭が91点を獲得しました。

牛群審査とは?

 牛は血統や飼育環境によって体が丈夫であったり、乳房が大きいなど様々な個性を個体毎に持っています。また、牧場内で同じ特徴を持った牛が多く見られたりもします。牛群審査ではこのような牛の個性・特徴をデータ化して、組合員の方々に良い牛・良い牧場を作る為の改良情報を提供しています。

審査の目的

酪農経営を行う上で、乳牛は泌乳能力が高く、繁殖成績の良い個体が求められます。この能力を長い期間にわたって維持するためには、健康で骨格のしっかりした体型と付着・形状のよい乳房、丈夫な肢蹄等が必要です。 これらは飼養管理や搾乳管理の作業効率を高める上でも重要な役割を担っています。乳牛の審査は、体の各部位の機能性を評価することにより、その牛が生涯にわたって高い泌乳能力を発揮できるか否か見定めるための判断材料の1つとして活用されています。

 これまでにエクセレントを納めてきた牛については、(一社)日本ホルスタイン登録協会の公式ホームページで閲覧することが出来ます。